会社が詰まらないのでアフター5の自己実現に力を入れましたが、、
その結果悟った事とは!?
もくじ
会社が余りに詰まらないので趣味で自己実現
- 半永久的に続く仕事がない日々(実労働時間1時間以内)
- 頭を使わないルーチンワーク
という精神的な二重苦に苦しめられ、無気力な毎日に20代のエネルギーを持て余していた当時の私。
会社生活に未来を感じないにせよ、会社を辞める事は60歳までの生活保障と、定年後の年金保障という一生涯の保障を捨てる事で、一度その恩恵を受ける権利を得ると、それを失う事は、大多数の会社員の人達が感じる様に非常にコワイ事でした。
ですから、与えられた生活の中で、心の満足感を叶える事を新たな目標にすえたのでした。昼間は会社で座ってるだけでお金が貰えるんだから、アフター5&休日で自己実現する事にしたのです。
そこから私の習い事奮闘記が始まるのでした。
ちなみに、私の短大時代の友人は、私ほど臆病ではありませんでしたヨ。会社が詰まらないという事は、みな共通していて、みんなそれぞれの打開策をちゃーーんと考えていたのです。
- 会社に勤めるのが面倒くさいのでフリータの子
- 会社が詰まらない為、積極的に異性を作って結婚して専業主婦になった子
- 会社を辞めた子
短大時代の子達は、私の会社の人達みたく、終身雇用的な人生を生きてる人は実は一人も居ないんです。
無趣味です

一生の趣味を持てば人生が豊かになるに違いない。
会社に入った当時、趣味ブームがあり、会社でも「趣味は何ですか?」という質問が挨拶の様にたびたび繰り返されていました。
当時、団塊世代がサラリーマンを引退したとき、多くの人が毎日の過ごし方を持て余すという事が話題になっていて、趣味の重要性が社会的に説かれていたのかもしれません。
実際の所、周囲の90%のサラリーマンが無趣味であったと記憶しています。
多分、病的な受動性の為に自分で自ら何かに興味を持つとか、新しいことに踏み込むという事が出来ない人達だったのだと思います。
そして彼等もそれを自覚していて、自分の無趣味を、自分で行動出来ない事をコンプレックスに感じていた様でした。
サラリーマンA「趣味は何ですか?」
サラリーマンB「趣味はTVを見る事です」
待ち待ち待ちの姿勢・・・ 誰か私に指示してください。指示した事は出来ます。
趣味の作り方

でも私には、、趣味がない、作れないというのは全く理解出来ない事でもあります。趣味を作るのは簡単じゃない?? というのが私の感じ方でした。適当に興味がある事をやればいいんです。
- 日常で写真を撮るのが好きだ→カメラ
- 本を読むのが好きだ→読書
- 香り物が好きだ→アロマテラピー
- 植物を育てるのだ好きだ→プランター講習会
簡単ですよね? でも結局彼らは自分で物事に興味を持つ事が出来ない人間だったのです。自分の意思で行動した事がないのが悩みですという、とても面倒くさい人達だったのです。
カメラ
私も、入社当時は人並みに無趣味だったのですが、現実の会社生活で叶えられない欲求を叶える為に、「カメラ」を趣味にする事にしたのです。
理由は旅行先で写真を上手く取れたら便利だし、写真が趣味と言うのは何となくカッコいいと思ったからでした。
当時は、写真を習うという場合、デジカメというのは一般的ではなく、ネガフィルムで撮るのがカッコいいと考えられていた(と思う)。
私は会社のPCで、有名カメラメーカのHPを閲覧し、何となくニコンの歴史がカッコいいと思ってニコンの一眼レフカメラを買うことにしました。
私はニコンのカメラを愛用しているというのがカッコいいと思っていたのです。ニコンF100 20万円。
そしてカメラを習う教室が必要だと、カルチャー教室のカメラ教室に通う事にしました。ワクワクワクワク。
しかーーーし!! 20万円の前投資も係わらずあっさり挫折してしまったのでした・・・
理由はカメラをやる人というのは、写真を撮りたいと言う内発的な動機を持っていたり、行動的な人が多く、正直私は、周囲の熱意や行動力について行けなかったのです。
結局、教室に行くのが苦痛になり辞めてしまったのでした。残ったのは重~い20万のカメラだったのでした・・・
その失敗から、ある事実に気が付きました。大人になって新たに何かをやるのはかなり難易度が高い事なのではないか??という事です。
今まで経験した事のない事をやるのは難しいのではないか?? 子供の頃から習慣化された事をやれば楽しく出来るのではないかと考えました。
二胡
そこで私は楽器を習うことにしたのです。当時一人暮らしをしていたので子供の頃習っていたピアノを再開するわけにもいかず。でも中国に興味があったのもあって中国の二胡を習うことにしたのです。
やはり、中国本場の先生中国人に習おうと先生探しをし、ようやく先生を見つけ思惑通り、楽器を習うと言う事は、性格にとっても合っていたらしく5年ほど続きました。
坐禅
ヒマでつらいというなかなか共感してもらえない多大なストレスを抱えている私にとり坐禅はとても快適なものでした。お寺めぐりも好きなのですっかり嵌りましたこれは今でも続いています。
空手
もう一つの趣味は空手、白い胴着に憧れて入ったけど、子供の頃から運動音痴でまーーーったく合わず挫折。
ダイビング
当時ブームだったダイビングにも挑戦したけど、Cカードを取得するだけで終わってしまいました。「ダイビングをして世界が広がりました」とかいう芸能人もいたけど私にはさっぱり。
きれいな海なんてTVの特集で見慣れてるし、カメラの性能はすばらしいもので、それと生の海は大差ないんです。正直キレイだとは思ったけど、TVと同じだな~~と。。
海にもぐるならわざわざダイビングしなくてもシュノーケルだけでも充分だとふろむは思うのでした。
一人旅
現実から逃れるもう一つの手段が一人旅です。もし男性なら海外一人旅に行ったと思いますね。
私は女性なので危ないので国内一人旅に年2~3回位行ってました。その旅行プラン、ホテルや観光場所をよく会社のPCで練ってましたね。
飲み会
サラリーマンの定番ストレス発散方法。会社の有力者を見極めたりするのに役立ちますね。
異性関係
数打ちゃ当たる? と数打ったけど当たりませんでした~けど・・・
趣味では満足出来ない
しかーーーし!!! 私の現実逃避、趣味への逃避行の結果によって、一つの答えを見出したのです。
「趣味は現実からの逃避であり、真の欲求解決にはなりえないんです。」(←ココ重要)
趣味をやっている時は楽しいし、自己実現している感じがするけれど、仮の自己実現に過ぎず、それが終われば、一人旅から帰れば、現実の詰まらない会社生活を突き付けられるだけなんですよね。
皆さんも、会社が詰まらなくってアフター5に趣味に走る女性は多いと思います。それ自体は悪い事じゃないけど、趣味は飽くまで趣味、遊び、本気じゃないんですね。
本気になれる事と出会ったら嬉しいですよね。
コメントを残す