派遣で働いている方は、有給を使うタイミングについて悩む事もあると思います。
派遣の有給日数はどうしても正社員と比べて少ないのが実情。
その貴重な有給をどこのタイミングで使うのかベストなのか経験から考えてみました。
派遣の有給日数
実は派遣の有給の発生日数はどうしても一般の正社員と比べると少なくなってしまうものなんです。
何故かというと、労働者には法定最低付与日数というのがあって雇用形態(正社員、派遣社員、パート(別途ルールあり))に関わらず、全ての労働者に法定最低付与日数の年休が付与されます。
法廷最低付与日数は下記の通りです。
継続勤務年数0.5年1.5年2.5年3.5年4.5年5.5年6.5年以上
10日 11日 12日 14日 16日 18日 20日
そのため派遣社員も半年以上働くと10日の年休が発生しています。
正社員の有給日数

ただ、正社員の場合は、法定最低付与日数より、会社側の社員への福利厚生により、有給が多く支給されていたりしますよね。確か数年働けば、毎年20日以上発生していたはずです。
又、正社員には有給の法定最低付与日数以外にも、慶弔休暇、生理休暇、リフレッシュ休暇、引越し休暇、結婚休暇、20年勤続休暇等があったりしますよね。
ちなみに私の姉は、私の更に上を行き(同じ会社じゃないですよ~)趣味のダイビングに行く時、毎月、生理休暇を取って行っていた程!! 年休と生理休暇を使い果たし、年休が残ってなくって、風邪引いてもくたくたになりながら~会社に行っていたほど(笑)。
派遣の有給は派遣会社が出す
派遣社員は、雇用保障もないし、薄給で、有給休暇も最低限しか付与されていませんっ。であるのなら、しっかりとその与えられた、権利=有給休暇はしっかり取得したいもの。
ちなみに、派遣社員の年休は、派遣会社が付与しているもので、派遣社員が年休を取得した無給分の日のお金は派遣先の企業ではなくて派遣会社が出しているものなのです。
ですから、派遣会社はマージン取ってるんですからそこから捕っている訳ですよね。
派遣切りに遭ったら有給消化
私の派遣経験より、派遣社員は、派遣の期間中に無駄に年休を取って、年休を消化してしまわない方がイイと感じました。
何故なら、派遣の場合、3ヶ月更新で雇用保障が有りません。その場合、会社側の雇用調整(正社員に変えたい、派遣社員を変えたい、仕事自体無くなる等)や、自分の問題などで、契約更新されない事がありますよね。
その場合、契約更新されないと、ハッキリ言って、モチベーションが下がってしまうんです。
それ以外にも、次の仕事探しの期間(正社員であれ非正規であれ)や、病気などの為に、出勤しなくてもお金が支払われる期間(有給)を持っている事で、辞める時その有給を有効に使う事が出来ます。
派遣社員は有給休暇が少ないので、普段はあまり使わずに取っておいて、有給の少ない自分の為のイザという時まで取っておく。
で、もうその派遣会社では次の仕事はしないなとなれば、最後に有給消化して辞める。私はそれが一番いいと思いました。有給を自分を守る武器として使う。有給を最後まで残しておいて、損する事はありません、得する事はあっても。
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