東大「労働契約法18条5年ルール」適用前に雇い止め 組合反発!!




今朝、珍しく新聞をチラッと見たら、怖~いニュースが載っていました。。内容は下記の通り。

 

東京大学、有期契約の教職員に対して、教職員約4800人を最長5年で雇い止め
(朝日新聞 2017年8月24日掲載)

では、このニュースの詳しい内容を見て見ましょう

非正規を経験した事がない人は、こういったニュースはスルーしてしまうかもしれませんね。でも非正規経験者にとっては、なかなかスルー出来ないニュースですよね。

 

このニュースが実際問題としてどういう意味かというと、「有期契約の教職員」とは非正規労働者の事を指し、この場合は、学校と直接契約の契約社員の様なパートタイム労働者の事を指します。

 

その様な契約社員労働者の安定の目的の為に2013年4月に労働契約法18条で「5年ルールに関する法律が定められました。

 

ではまずこの「5年ルール」がどういうものなのか確認してみましょう。

 

労働契約法18条
有期雇用の労働者の契約が繰り返し更新されて通算5年を超えた場合、無期契約に転換できる権利を与えるルール。転換を申し込めば無期雇用になり(正社員ではない)雇う側が断る事は出来ない

 

2013年4月に施行され、施行後5年経った2018年4月に、5年以上更新して働いたものは無期雇用になれるはずでした。

 

東大(雇用主側)の対応

簡単に言うと、2018年4月の「5年ルール」が適用される前に、雇用主の東大側は、該当者の「雇い止め(契約更新しない事)」をする事にしたのですね。

 

そして、これ等の有期契約者に対しては、半年間のクーリング期間を設け、常に連続契約期間が5年未満に調整するという事。

 

そうすれば、雇用主の東大側も・新しい労働者を探す手間や引継ぎの労力が省けるし、労働者側からしても、新しい職場を探す手間、引継ぎする手間が省けるという事なのだと思う。

 

 

大学の非常勤の割合

そもそも、大学ってそんなに非常勤の割合って高いの?っていう無知な私の素朴な疑問があるんですが~、ネットで調べると、徐々に増え続け、半分以上が非常勤なんだそうですね。

 

私が短大の時も、大半が非常勤だったのかな~。むしろ私は全員正社員位の認識だったのでよくわらかないのですが~・・

 

でも高校の時の教員は8割は非常勤だったと認識しています~。当時、派遣という業種は一般的ではなかったですが、学校と直接契約の非常勤講師ばかりでしたね~。担任を持つ教員=正社員。科目を教える教員は全て非常勤だったと認識しています。

 

だからバイトばっかりだったのですよね~。

 

 

ニュースの個人的な感想

ちょっとコレって表現は悪いけど、安いエサを与えられて、でもコレしか貰えるのがないから条件悪くても必死にしがみつく労働者っていう図式が見て取れるよね。

 

でも私達労働者も安いエサでも貰えないよりはイイし、貰える事(この場合クーリング期間を設けて再雇用して貰う事)に感謝すらしてしまうのである。

 

この東大側の経営者=管理職の人達は、正社員な訳で、一生涯のぬる~~い保障をされている訳で。。同じ労働者なのに、こんな事する権利ないし、でも出来てしまう立場、やらざる終えない立場な訳で~。。

 

5年ルールに期待していた労働者は、雇用主側の非人道的なやり方に怒りを感じたかもしれませんね。

 

雇用側は、単にお金がないからでしょうが~、何だか世知辛い世の中だな~~って感じました。

 

私位の世代は、学校卒業後、正社員で働くのが普通でしたし採用もありました。だから、正社員も非正規社員も両方経験しているからこそ、その違いが痛いほど良く分かるんです。

 

でも、今の20代の人達は、正社員の経験もなく、非正規社員ばかりの人達も多いのでしょう?そういった人達がこの様な雇用形態をどう感じているのかはわからないですけれど、本来なら、そんな雇用ってそんなに簡単に扱われるものではなかったんです。現在ではめちゃ安易に使われていますけどね。。

 

↓ 非正規を抜け出せっ

 

 

40代(現在41歳) 独身非正規おんな ふろむです。

2017.05.15

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