ネットカフェ難民って聞いた事がありますか? ネットカフェ難民とはホームレス一歩手前の状態で、一定の住居を持たず、ネットカフェを住まいにする人達の事。
特に派遣&一人暮らしの人達は、派遣切りに遭えば仕事を失い、収入を失い、家賃が払えなくなり、ネットカフェ難民は全く他人ごとではないはずです。
もくじ
ネットカフェ難民 都内に推計4千人
先日の朝日新聞にネットカフェ難民の記事が掲載されていましたね。調査によると都内で4千人いるのだそうです。
まとめると、
- ネットカフェ難民は4千人、内半数は失業や退職で住居を失った、寮を出された。
- 98%が男性、30代39%、40代17%、50代29%である。
- 87%は仕事に就いているが不安定な働き方(パート41%、派遣40%他)
- 月収が10万~15万 47%、5万~10万は13%
詳しくは~朝日新聞デジタル

皆さんはこのネカフェ難民のニュースをどう感じますか?
ハッキリ言って、非正規&一人暮らしにとって、ネカフェ難民は、決して他人事なんかではなく、現在の生活が維持できなくなったら転落する世界の話だと感じるのは私だけではないはずです。
派遣&一人暮らしが派遣切りで生活出来なくなった先にあるのがネカフェ難民
私は派遣&一人暮らしで3年生活してたけど、実際に派遣切りにあったり、今回の契約更新されなかったらどうしようとか、ずっと生活の為に恐怖心で追い立てられて働くのかとか、不安を持って生活していました。
でもこの生活が維持できない恐怖心というのはあるんだけど、実際に住宅を失ってしまった場合の世界については、実は私達にとって未知の世界なんですよね。
それには以下の理由があるのではないでしょうか?
- 私達は今迄に住宅を失った事があるでしょうか? 子供時代に親の会社員のお金で極普通に生活し、現状今に至るまでに住宅を失った事が経験が無い訳ですよね。
- 私達労働者は生活が保護されるのが当たり前だし、生活が出来なくなるという事が全然イメージできない
- 1人の場合、近所にも知り合いは余り居ないので世間帯を気にしなくなる
- 家がなくなっても自分1人の事位なんとかなると思っている(一人暮らししてる時点で結構サバイバル好きだ~)
- 3ヶ月更新されないとヤバイというのは、更新されるかも知れない訳で、希望的観測で物事をみてしまう

これ等の理由で、派遣&一人暮らしは、危機感はあるんだけど、住居を失う、いわゆる一歩先の事ってリアルにイメージが出来ないものなんです。
住居を失った時の次の住まいは1日単位の宿?
では派遣&一人暮らしの人が、現在の住居を失った時の次の世界について、少し想像してみましょう。
1日単位で安く泊まれる場所。
- ネットカフェ・一泊1500円~
- カプセルホテル 一泊 2000円~
- ドヤ(山谷) 一泊 1500円~
全て共同のお風呂やシャワーつきです。
私はネカフェは昼間に2回しか行った事なくって、
私は別にネットは家で出来るし、そこまで読みたい漫画もなかったですが、店内は高級感があって椅子は座り心地がいいし、これで1時間で数百円って何で儲かるんだ?って思ったけど。。
ネカフェって住宅を失った人が、一時的に仮の姿として、踏み込みやすい施設なんだなって思う。
住居を失ったからっていきなり、ドヤとか、カプセルホテルとかは何だか未知の世界ですよね。
でも、ネカフェなら実際感覚寝泊りしてる人も多いし、世間の目?や自分に対して、これは一時的な姿なんだって誤魔化せますし、、
1万円台のアパートで生活する方法も
まあでもネットカフェ難民っていうけど、1日1500円×30日=月4万5千円の宿代って、全然安くないですよね。
古めのアパートで大体5万円以内ですからね。。私の一人暮らしのアパートも5万6千円だったしね。

住まいを失って、ネカフェに行ったとしてもそこに長らく住み続けるのは、却って非経済的だから、一時的にはネカフェに住むことはあっても、
1万円台のアパートとかに住まいを変えたり、ネカフェに落ちる前に安いアパートに引っ越してるケースが大半だと思います。
ネカフェのアンケートに、4千人中半分は、職を失った事が原因で寮や住まいを失ったと答えているけど、私はココが注目点だと思います。
派遣&一人暮らししている人は危機感はあるんだけど、住居を失うイメージって現実には出来ないもの。でも世の中には失っている人が沢山居る。
でも、みんなその前に、派遣&一人暮らしを辞めて私みたいに実家に帰ったり、もっと安いアパートに引っ越したりして自衛しているのではないでしょうか?
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