企業が派遣の契約期間を短縮して使う理由




派遣で働くと、長期派遣の場合は大抵3か月更新。最初は一週間で次に一か月でその次に3か月更新というパターンが多いと思います。

でも、昔の派遣は契約期間が半年とか1年もあったそうなんです。今はそんなの余り聞きませんよね。

ではなぜ派遣の契約期間は、ドンドン短くなっているのか企業側の論理で考えてみましょう。

企業が3か月更新で派遣を雇う理由

では何故企業は、派遣を3か月更新で契約しているのでしょうか?

昔の派遣は契約期間が半年とか1年もあったそうですが、派遣の契約期間はどんどん短くなっているんです。

現在では、一番短い派遣はいわゆる1日契約の日雇い派遣という事になりますよね。

では何故、企業側は派遣を3か月更新で契約しているのでしょうか?

派遣で働いている方なら肌で感じていると思うけど、仮に6ヶ月更新や1年更新だと、もうこの派遣さん、もしくはこの仕事に派遣は要らないや!! と思った時に、契約途中だと契約解除は法律上出来ない事が理由です。

契約期間内は契約解除できない2つの法律

派遣の契約については労働契約法や労働基準法で下記のように定められています。

労働契約法第十七条 使用者は、期間の定めのある労働契約について、やむを得ない事由がある場合でなければ、その契約期間が満了するまでの間において、労働者を解雇することができない。

 

労働基準法第20条 使用者は、労働者を解雇しようとする場合においては、少くとも三十日前にその予告をしなければならない。三十日前に予告をしない使用者は、三十日分以上の平均賃金を支払わなければならない。但し、天災事変その他やむを得ない事由のために事業の継続が不可能となつた場合又は労働者の責に帰すべき事由に基いて解雇する場合においては、この限りでない。

上記2つの法律があるので企業側からの契約期間中の契約解除は出来ません。

契約期間を短くして労働者を使い捨て

そのため、企業側は、契約期間を短くして(現状では3か月更新が主流)、労働契約を結んでいるんです。

長期派遣の場合、契約が一週間⇒一か月⇒3か月更新となっているパターンが多いと思います。

企業側からすれば、最初の一週間はお試しで、次の一週間で働きぶりをチェックして、ダメな人はココで切って、

3ヶ月更新で労働者にちゃんと働かないとクビにしますよって脅しを掛けて働かせるのに非常に都合が言いやり方だと思います。

それが実行されちゃっているのが派遣制度だとぶっちゃけ感じますよね。。

 

労働階層の転落

労働階層が下がるほど、(正社員⇒パート⇒派遣⇒日雇い派遣)労働者の生活は厳しくなり、派遣契約が短くなるほど更に過酷になります。

3ヶ月更新の派遣の仕事を失えば日雇いしか仕事が無くなり、住居を失う危険性が増し、住居を失えば日雇いしながらネットカフェ難民になるしかなく、、、

と驚くほどに生活が転落していく訳で。。。ちょっと怖いくらいですよね。。ネカフェの次はホームレスでしょうか、、

結局、1日単位の仕事しないかしなければ、1日単位の仕事と住まいしか確保できず、3ヶ月単位の仕事しかしなければ、

3ヶ月単位の仕事と住まいしか確保できず、終身雇用単位の仕事をすれば、一生の仕事と住まいを確保出来るようなのです!

騙されるな!!

派遣という労働形態は企業側の論理、派遣の契約期間の短縮も企業側の論理です。企業側の論理では派遣の契約期間を短くして3か月更新で脅す事が、派遣労働者を上手く使う方法なんです。

派遣スタッフ募集の宣伝文句「自由な働き方」は、派遣会社側の人集めの論理に過ぎませんよね。

 

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