新卒で入った会社は、仕事が全くない会社でした
私は今迄いくつかの会社で派遣をやってきたけど、私の経験上、派遣って「最悪のイメージ」
でも私が20代の頃、派遣という働き方は憧れの存在だったんです。
私は都内の学校を卒業後、歴史ある旧3代財閥系の安定企業に入社しました。
私も会社に入ったら人並みに働くつもりでおりました。別に意欲はアリマセンでしたが~。
しかーーし!! 実際のその会社生活というものは、会社=仕事をするところという、当初の働くイメージを根底から覆す、想像を絶する、何もする事がない日々の始まりだったんです・・・。。
「形だけでも学校を卒業し年齢だけでも一応大人になって到達したのが、こんなバカみたいな毎日なのだろうか?」とPCの前で日々自問自答を繰り返していました。
これは経験者しかわからないつらさなんです。。
1日ネットだけ

でも私には、それが現実の毎日の生活であり、人間というのは適応するものですね、しばらくすれば「今日もネットだー」と一日を当たり前のように過ごすようになったのです。
部署異動もしましたが(別にヒマだからではありませんが)、どちらの部署も同じ状況でした。
そういった経験上、個人がヒマ⇒周りもヒマ⇒上司もヒマ⇒部署全体がヒマ⇒他の部署もヒマ⇒会社全体がヒマという図式が成り立つ可能性が高い、というのが経験上学んだ事でした。
職場の先輩いわく「会社の業績が良く、その為に経費を使う必要があって、その為に人を採る必要があるから」なのだそうです(-。-;)。
会社がヒマなだけでなく、こういった、社会構造に組み込まれた安定企業というのは、
- 新卒一括採用、中途採用ゼロ
- 辞める人ほぼゼロ
人の入れ替えがまずなく、その上仕事も無く、刺激が全ーーーくない、時が止まった様な環境で、今日も一日ネットだーーと、只ひたすら時間を潰し、時間が過ぎるのを待つだけの絶望の様な環境だったんです。
働かなくてお金が得られる不労所得の世界~、貴族階級なのでは

そんな会社を離れて客観的に思い返せば、仕事をしなくても、定年までの40年の保障と生涯の年金保障がついた超優良待遇なんですよね。
それって見方を変えれば当に不労所得の世界。労働者階級というより自分は労働をしていないのだから貴族階級だよな~~とも思えるんです。
そんな職場環境に長~く居たために、会社外の友人と話す時に「仕事が忙しい~」「仕事が大変で~」「今日も残業で~」と聞くと、
「この人は物凄く要領が悪いのではないか?」と疑惑の眼差しを向けるようていたのです・・・世の中の労働者とかみんなこんなモノなのだろうか?
いや、私が毎日使用している、銀行や郵便局の窓口の方や、居酒屋のデリバリーも歯医者さんもみんな働いているではないか・・・それなのに、なぜ私や私の職場の人達はこんなにヒマなのだろうか???
派遣社員になってこんな夢も希望も無い正社員の生活から逃れたい
そんな夢も希望もないそんな会社生活の中で、日々苦しみ葛藤し、刺激に飢えていた当時の私にとって、外の世界からやってくる派遣とは本当に輝いて見えたんです。
- 私の置かれたこの夢も希望もないも会社生活に縛られない自由人
- 私には出来ない会社を辞めるというリスクを背負える覚悟のある人
- 時給が高い(月毎で見るのなら、派遣の方が貰っているはず)
- 半期毎の面接をしなくてよい(僅かな仕事しかないし、その内容も当然何年立っても同じ内容なのに、面接するほどの内容もない訳ですよ)
私のこの夢も希望もない会社生活におて、派遣社員というのは外からやってきた異文化だったわけです。だから私の夢は、正社員から派遣社員に転職する事だったんです♪
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