アラフォークライシスとは? 同じ立場からの感想




「アラフォークライシス」という言葉を知っていますか?

NHKクローズアップ現代で特集された「アラフォークライシス」(2017年12月14日放送)。その半年後「アラフォークライシスⅡ」(2018年6月4日)が特集されました。

その言葉の意味と、番組の内容、独身非正規おんなアラフォークライシス真っただ中である私の個人的な番組の感想をお話しします。

「アラフォークライシス」とは?

NHKクローズアップ現代の番組のタイトルとして使われた、「アラフォークライシス」という言葉。

アラフォーとはAroundfortyの意味で40歳前後の男女、 クライシスとはCrisisの意味で危機の事。アラフォークライシスとは、40歳前後の男女の危機の事。

番組「アラフォークライシス」では、特に非正規のアラフォー達が、仕事、お金、結婚の危機に直面しているという現実を特集しています。

アラフォークライシス番組内容&感想

アラフォーの平均給料が減っている

5年前よりアラフォーの毎月の平均給料が減っている(他の世代では増加しているのに)。
35~39歳  -4,300円
40~44歳 -23,300円

原因は、

  1. 企業の採用は新卒一括採用が主な為に、新卒採用で就職しないと取り返すのが難しくなる
  2. 不況で社内研修がない
  3. 希望の職に就けず転職者が多く、結果勤続年数が短いために賃金上昇が低い
  4. 上のバブル期世代の人数が多く昇進、昇格に壁がある

感想:正社員の毎月の平均給料が減っているという話ですが、正社員という世界での中での給料の不満というのは当然にあるのでしょうが、非正規の私からすれば、正社員という別世界の人間の話なのでココではスルーしますね。

ココでは番組「アラフォークライシス」の中での非正規の問題についてクローズアップしていきます。

35歳~44歳の労働者数1500万人のうち非正規は383万人

アラフォーの社会的背景
2000年 / 2004年 / 2008年 / 2017年
就職氷河期/ワーキングプア/派遣切り/現在

感想:私の新卒当時、就職氷河期などと言われていましたが、実際のところ私や私の周りの短卒の女性達は皆、名の知れた会社に正社員(一般事務)として入社しています。なので就職氷河期だったから企業に正社員入社できなかったというのは、正直私の経験上余りピンと来ないんです。私の周囲で正社員で就職しなかった人は居なかったからです。(実際は自分で望んでフリーターは居ましたどね)

しかしその後、実は全員会社を辞めて、専業主婦や、私の様な非正規になっています。

とある非正規男性の話

非正規男性
新卒後ずっと非正規で働き、現在手取り15万の一人暮らし。

  • 正社員希望で転職活動するも、30代以降は、マネジメントや部下育成経験が問われ、ずっと非正規で働いてきた自分は面接まで行けない
  • 民間では正社員は厳しいために人手不足である学校教師になる為に勉強中
  • 所属や社会的地位を持っている人が輝いて見える、うらやましい

 

感想:転職エージェントに相手にされないというのは私も経験していて、私自身、転職エージェントに事前面談の申し込みをしても、履歴書のデータ入力の時点で振り落とされてしまい現に4社から断られています。

正社員の経験は10年ありますが、その後の派遣やパートやニートの期間が長いためではないかと予想しています。実際は断られる理由が書かれてはいませんが。

非正規から正社員を見ると正社員の人達が輝いて見えるんですよね。理由は彼等には経済的な保障が有るからです。

アラフォー女性の非正規が10年で16万から52万人に上昇

  • 事務職が派遣に置き変わった
  • 日本型モデルの崩壊(キャリア形成→→結婚→出産→マイホームというモデルの崩壊)
  • 女性はいづれ結婚して男性に養って貰う
  • 家事手伝いでも問題にされない

感想:女性の非正規の場合は特に、将来、結婚するから別にそれ迄非正規でいいや~~と考えて非正規で働いた人は多いはずです。

軽薄に聞こえるかもしれないけれど、アラフォーの女性の世代は、多くは専業主婦願望を持っていたはずですし、社会もそれを受容していたはずです。別に非正規で働いてるけどいづれ結婚するんでしょうと思われていましたよねっ。

とある非正規女性の事例

非正規女性
  • 仕事もないしお金もない
  • 経済的自立が見い出せず一人暮らしや結婚は考えられない
  • 両親の年金で生活し1人残されたら困る

感想:自分の生活の不安で頭が一杯で、他の事をしようとか思わなくなる、人に会ったり、遊んだり、婚活したり等。むしろ自分に全く生活力がなく明らかに生活の為に婚活に必死だったら男性は引きますよね?

親との同居で危機が見過ごされてきた

  • 40代で見え始める危機
  • 親が亡くなった後、どう生活できるのか、底辺に落ちる可能性が高まる
  • 40~50歳女性の7割が親に生計を支えてもらう

7040問題

70代の年金暮らしの親と40代の稼げない子供の生活

  • 5020:現在の20年前は、50代の正社員の親の元で20代の独身を謳歌出来ると言われていた
  • 40~50代未婚女性の約7割が、親に生計を支えられていると回答

両親の介護の問題

一生涯の貧困

  • 家族内のメンバーの変化で生活が維持できなくなる

感想:家族メンバーに不測の事態があれば生活が破綻してしまうんです。不測の事態で想定できるのは、親が倒れる、痴呆になる、借金を抱える、貯金が底を突くなどですが、これ等の問題は、アラフォーの親の年齢を感会えるとそんな遠くない問題でもあるのです。

番組で語られた負の連鎖から抜け出す2つの対策

1、社会保障の充実

  • 給付金:生活費を支給しながら職業訓練や資格取得支援
  • 住宅手当:企業に代わり住宅支援する
  • 受援力:援助を受ける力

2、社会の仕組みを変える

  • 履歴書での非正規への評価を変える→非正規で経験した事をもっと評価されるようにする

非正規の人達が正社員になる為には、自分で頑張れる事と、国の対策両面があると解決レベルがアップしますよね。

特に、非正規の人達の職歴が履歴書上で評価されない事が転職が厳しい理由ですよね。ココが社会的に考え方が変われば、現在非正規の人達も、正社員への道が広がるんです。

しかも非正規でも一つの会社や一つの業種なら評価されるとなる場合、大半の人が評価されない部類に属するのではないでしょうか?

派遣だと長期的に会社に勤める事が出来ないので、気が付けば細切れの職歴だし、その業種も多様なんですよねー。。履歴書に書くのが恥ずかしい位、統一性がありません。。

アラフォーの彼等の危機は社会の危機でもある~と専門家のコメントで締めくくられました。

アラフォークライシスの感想

私がこの番組を見て自分が出来る事って何だろうって考えたところ、以下4点が大事だろうって思いました。

  1. 情報力、
  2. 受援力、
  3. コミュニティ
  4. 転職先のターゲット

この情報力や受援力やコミュニティというのは意味は大体同じで、例えば情報(情報力)ってネットを検索する事だけではありませんよね。人(コミュニティ)からもたらされる情報も大事です。又公的機関や家族や友人や知り合いに相談する事(受援力)が大切だと感じました。

又転職に関しては、転職しやすい業種、ターゲットに知恵を絞る事だと感じました。

皆さんはこの番組どの様な感想を抱きましたか? まさにこの番組で言われてる事ぜーーーんぶ自分の事だよって思った人は凄く多いと覆います。

 

「アラフォークライシスⅡ」番組の内容と感想

アラフォークライシスの半年後、「アラフォークライシスⅡ」が(2018年6月4日)が特集されました。

アラフォー3人の今、直面する問題

アラフォークライシスⅡでは、アラフォーの3人の男女について、現在直面する問題についてクローズアップされました。

1人目:43歳独身正社員女性

43歳独身正社員女性
新卒後は保育士になりたかったけど正社員としての就職がかなわず、臨時職員の仕事をしていました。保育士になる為に再度正社員を探し就職、様々な資格を取りました。

現在月2回 結婚相談所の紹介の見合いをしていて、今迄50万以上婚活に使ってきました。なかなか相手が居ないので希望は年収600万以上だったけど500万円以上に落としました。

母親になるのが憧れだったけど今迄結婚を考える余裕が無く今や選べる立場じゃなくなってきて、疲れました

感想:保育士に正社員の職が無かったというのは聞いた事があります。私の友人も、保育士になりたくって夜間の短大の保育科に通っている子居たけど非正規で就職しましたね。

でも本人はやはり保育士は合わないと思って一般企業の事務で非正規を転々。彼女は結局保育士は辞めたんだけど、自分に合う仕事を探したりしてるうちに20代なんか過ぎちゃうし、資格取ってたらもうこの年って理解できるなーと思った。

2人目:39歳独身非正規男性

39歳男性
非正規を転々とし、現在は母親と暮らしながらバイトしています。

3年間婚活していて年収500万円以上の正社員女性希望。不利な人(リスクある人)と付き合いたくない です。

感想:自分の経済的状況が悪いから結婚で安定したいという非正規男性。でも彼氏が非正規でOKという正社員女性ってどれだけ居るでしょうかね?

3人目:46歳独身非正規男性

46歳独身非正規男性
正社員で就職したが会社が倒産、以降非正規で働いています。

70代母が認知症になり50歳兄が介護離職。兄は母親の年金で生活。

兄が母親の介護を終えたら、兄も当然収入がなくなるので、非正規の自分が収入を得なければならない為、コンビニ夜勤(朝6時まで)等バイト4つ掛け持ちで働いています。

人生の理想からかけ離れていてリスクしか有りません

感想:この3人の中では、生活という面では一番大変なケースかも。

非正規は、親か兄弟の生活支援が必要で、非正規の人の不安は、生活を頼っている年金生活の親に何かあったら、自分はヤバイという心配があるんだけど、彼の場合は、非正規でありながら、いわゆる掛け持ちをして、母親や兄の金銭的援助をしなければならない状況。

きょうだいリスクとは?

経済的自立が出来ない兄弟が居て、兄弟に負担を掛け、共倒れするなどの問題。

私は親が亡くなっても自分が独身だったら、姉の子供たちがある程度大きくなって家を出て行ったりしたら、姉夫婦の部屋に住まわせて貰おうかな~なんて思ってます。

勿論、生計を払って貰おうっていうんじゃなくって自分の分は払うんだけど、一人で住むと色々お金が掛かるんで、一つ屋根の下に住む方が、金銭的に楽だし、誰かと住んだ方が毎日楽しいかな~って思ったからです。

そんな、将来のケースを想定している私は、姉にとってみればきょうだいリスクなのかな?

アラフォークライシスⅡの感想

私が今回の「アラフォークライシスⅡ」を見て思ったのは、私自身、親の年金前提で生活しているので、親が病気になったら?という不安は感じていても、実は生々しい緊急性は感じていないって事。

派遣&一人暮らしの時は、家族仲も非常に悪く頼れる人が居なくて、家賃払う生活が一杯一杯だったんで、ネカフェ住民やホームレスがチラついて見えて恐怖を感じていましたよ・・・

でも実家に帰って年金の親と同居すれば、一人暮らしの時みたく、生活が出来なくなる危険性はないから、ネカフェやホームレスの恐怖心なんてなくなりました。

だから生活できなくなる恐怖は知っていても、私の場合、取り敢えず親が元気なら今の生活が成り立ってしまう訳。

TVで取り上げられた人達も、特に3人目の非正規で母親や兄の生活を見なくてはいけない彼も、母親が倒れるまでは、不安は感じていても、生々しい緊急性は感じていなかったはず。みんなそうなんだよね。

でも親が倒れるなんてフイにやってくるものだし、その時、親の貯金、親の年金額、兄弟の有無、兄弟の金銭状態、私の金銭状態等で、大きく左右されるものなんですよね。

結婚という形で、経済的&精神的負担を減らしたいんだけど、それも、自分が思う良い人が居なかったりで孤軍奮闘している人が殆どかも。。

 









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