会社員は実は何もしない人が一番得する仕組み・・・
私は、正社員、派遣社員、パート等の雇用形態を紆余曲折し、そして常々感じていたのは、サラリーマンというのは、その人間の成果ではなくて、雇用形態や、年齢によって収入が決まる事への、割り切れなさだったんです。
そして、納得出来ない、割り切れないって事が自分のストレスの元凶だったようなのです!
年功序列

戦後ずっと企業で使われてきた、処遇、年功序列。いわゆる年齢に応じて、総合的な能力がUPしていくという、冷静に考えれば随分と現実とは乖離した制度。
この制度で得られる事は、表面上は、年上ほど、イロイロと総合的な能力を身に付けているはずだ! という建前に過ぎません。
しかもこの結果、私が入社した大企業では、やってもやらなくても給与が同じだし、終身雇用で雇用保障されてるから、仕事も無く、何もしない人大量発生してるんです!! コレが私が入社した大企業のリアルな実態だったんです。
本音では人間は別にお金ではないわ。給与に反映されないからって仕事をしないというのは、自分のあり方としておかしいと思って、それなりに意欲を持ってやった時もあったんですけれど、最終的には意欲を失って失ってしまいましたね。
ハッキリいって組織内に、意欲を維持できる要素が存在しないと思います。やってもやらなくても同じ=やるだけ損、仕事が存在しないじゃぁやってらんないですよね~(笑)。なかなかコレは笑える状況ですよ~。
使う側の都合で雇用形態(賃金)が違うのは更にやる気を削ぐ!!
正社員は絶対クビに出来ない!! だから派遣やパートで調整すればいいや。というのが、現代の労働市場でしょう~。正社員を絶対切れないというのはわかるんですよ。彼等も家族があって、ニートの息子抱えてたり、私立の学費とか大変みたい。
でも、その為に、派遣やパートで安く使い倒そうというのが丸見えで、それに気付いた非正規は、当然、理不尽を感じ、やる気を失ってしまいますよね。実際は3ヶ月更新というおどしで、やる気を鼓舞しているつもりかもしれないけれど、ハッキリいってやる必要はないですよ。最低限やればいいんです。相手だって安く、買い叩こうとしてるんですから~。
コレって結局、正社員間の給与であれ、雇用形態の差による給与でアレ、その人間のパフォーマンスではなくて、雇用形態や年齢で給与が決まるわけですよね。だから結局みんなやらなくなる、それが私がいた大企業のサボりきった人達だったんだなーーって思います。

私だって、会社に入って好きでネットばかりしてた訳ではないんですよ~、仕事もないし、周囲が高給もらってるのになにもしない人(上司含む)、出来ない人、たーーくさん居るんです。
だから私も、最低限の言われた事、すべき事はしてましたが、それ以上の事は必要ないって思うようになりました。だって周囲の中高年層がお金もらってても、私より何も出来なかったのですから!!(コレは誇張でも何でもなく事実なのですよ)
まとめ
結局、正社員の給与設定にせよ、雇用形態によるか賃金格差にせよ、問題は一つで、労働者が、その労働力に見合った賃金をもらっていないために、やる気がなくなるって事だと思う。
この様な構造になってしまっている歴史的流れは理解できるけれど、なんかホント待ったなしで、国がなんとかしないと日本ダメになっちゃうよ!!って、イチ労働者である独身アラフォーお姉さんは思うのでした~。
同一労働同一賃金の行方
これ等の問題は、私が感じているのだから、多くの労働者達が感じている事だろうけど、同一労働同一賃金が、どれだけ社会で広まりを見せるのか~。
でも、国の政策待ってたら、自分の人生を失ってしまいますからね。まず一番に、雇用形態。現在、派遣などの非正規に陥っているみなさーーん、踏ん切りつけて、正社員を目指しましょう!
正社員になっても、賃金への疑問はあるけれど、それが非正規でいてイイ理由にはならないのですよね。
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