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派遣切りで生活保護に「失職女子。」☆本の感想




 

派遣で働く私達は、3ヵ月後の生活保障がアリマセンッ。 自分の過失であれ他人の過失であれ、無残に派遣切りされ生活が振り回され、常に生活破綻の危険性に見舞われている派遣労働者達。

 

派遣切りに遭えば、雇用保険や、しこしこと貯めた貯金を切り崩す生活、その雇用保険も被雇用保険期間が6ヶ月以上ないと受給資格が無いっなんて事もー。

 

派遣でも、両親や旦那さんと生計を共にしていて、両親の年金や、旦那さんが正社員であるのなら、派遣切りがあっても、生活を直撃する事はないかもしれません。

 

特に問題なのは、派遣で一人暮らしの独身女性。その中でも更に、両親等の家族仲が悪いと、家族がイザという時のセイフティネットになってくれないんですよね。

 

非正規で、イザという時家族を頼れないなら、何時生活が転落してもおかしくありません。

 

派遣切りで生活できなくなり、家族も居なければ、人目を気にする事なく、ネカフェ住民やホームレスの世界の地面が見えるなんて事もーー皆さん想像付くのではないでしょうか?

 

表面上の形としては家族が居るけど全く頼りにならない場合、独身非正規女性が失職した場合、生活保護受給が可能なのか? 国民のセイフティネットである生活保護が受給できるのか?

 

 

あらすじ。

非正規、両親との不和、一人暮らしの独身非正規おんな。派遣切りに遭って、頼る家族も居なくて、一人暮らしの生活が維持出来なくなり・・・総合支援貸付制度から生活保護受給迄の、独身非正規おんなが生活保護受給迄のリアルエピソード。

 

 

作者が新卒で働き始めてから生活保護を受給するまでの略歴について

新卒→契約社員(正社員で就職できず)→正社員(契約→正社員へ)→一人暮らし→病気→正社員を退職→実家に帰る→派遣→精神科→一人暮らし→派遣先企業倒産→就活→正社員→クビ→契約社員→契約切り→総合支援貸付制度(含、家賃支援)→ハロワで就活トレーニング→パート→公共料金が払えない→生活保護(現在)

 

<ふろむとの比較>私のケースでは、一人暮らしのまま、正社員10年→ニート3年→派遣やパート3年→派遣切り2回→家賃支援→実家に帰る、、、という経緯を辿りました~。家賃支援を受けた段階で、非正規&一人暮らしではネカフェ→ホームレスがチラつき、生活不可能と悟り実家に帰りました。

 

 

作者と親との不仲

世の中には、子どもを励まし、応援してくれる両親や、帰るとホッとして安心できる家庭もあることでしょう。 私は残念ながらそんな家庭には恵まれていません。私にとって家庭とはずっと、批判や嘲笑、怒鳴り声、そして暴力にさらされる場でした。

 

<ふろむとの比較>私の場合も両親との関係が非常に悪く、そもそも私が一人暮らしを始めたのは家族仲が悪かったからでした~。

私の両親は、自分の子供達にとても無関心な人達で、特に父は、感情のない能面の様な得体の知れない存在に思え、精神的に半ネグレクトのような日々でした。暴言や暴行を加えられた訳ではないので、表面的には、やさしいご両親と幸せな子供達、という仮面を外に対して維持していました。。

日本社会の中で家族は暖かいセイフティネットだと思われています。でも 両親との関係が異常に悪く、、イザという時頼れない関係はよくあるケースだと思います。

扶養照会は必須なのか?

 

 

作者が総合支援貸付制度(含、家賃支援給付)を受給する迄

総合支援資金貸付とは、住居があり雇用保険受給資格の無い離職者を対象とした支援。金利1.5%でお金を借りられる

家賃支援給付とは、離職者で住宅を失った人、または、失う恐れのある人に対する、賃貸住宅の家賃を給付する制度

<ふろむとの比較>私もこの家賃支援給付を受けました。一人暮らし&無収入にとって一番痛いのは家賃、、家賃の負担さえ無ければ、毎月少ない出費で安心して就活出来ますよね。でも私はこの家賃支援を受けた段階で、非正規&1人暮らしの限界を感じて実家に帰りました。

総合支援資金貸付は受けていません。コレは利子が低い借金の為、返さないといけないので、ハッキリ言って正社員として就職できる前提でないと返すのが厳しいのでは?

 

 

作者が生活保護申請を提出&扶養照会もなし

・会社都合のリストラによる失業期間が1年以上つづいている。直近の契約社員の仕事は契約が更新されず、失業保険も出なかった。貯蓄もなくなり、所持金も底をつき、生活および、求職活動が難しくなおつた。仕事を探しながら住宅支援と総合支援資金貸付を利用したが、仕事が決まらない(100社以上から不採用)。そんな折、現在のアパートを退去するよう大家に言われた。以上の理由により、保護を受けたく、お願いいたします。

・扶養照会:両親からはDV虐待を受けており連絡先を隠し逃げています~。後遺症で精神科に現在通院中~。以上から扶養照会を止めて頂きたくお願い申し上げます。

 

<ふろむとの比較>ふろむは当然、生活保護申請まで行かず、実家に帰る事で、生活困窮を免れました~。

 

 

この作者とふろむには共通点が多いです。

共通点:非正規、数度の派遣切り、家族仲が悪い、

違う点:非正規になる前に10年の正社員経験があり貯金があった点、両親との関係改善に動いていた点

 

皆さんも、この生活保護受給に至った独身非正規女性の作者と同じ様な経験をしてきたと思います。非正規、、派遣切り、、お金が無い・・・自分のセイフティネットになってくれる家族仲はそれぞれのケースがあるのでしょうが、、、

 

独身非正規女性&一人暮らしが厳しいのは分かるけど、まだ両親が居るから安心だわ~というのが私達の感覚。実家暮らしで年金の両親と暮らしていれば、いきなり生活破綻という事はないのですからね。

 

でもいづれ両親が亡くなるれば この作者の様に、独身非正規女性&一人暮らしで頼る家族も居なくなるのはそんな遠い話ではないはずです。。

 

女性の58%が非正規。アラフォー独身女性の4割が非正規です。 独身非正規女性なんてありふれた存在。

 

そんなごくありふれた存在である独身非正規女性&一人暮らし&頼る家族なし、な女性が失職した場合、総合支援貸付金、家賃支援から生活保護申請→受給までのリアルな生エピソード。

 

生活に不安を抱える独身非正規女性の大きなヒントと心の支えになってくれる本になるでしょう。

 

 

派遣社員として働く事の問題意識を深める本 7冊

2018.07.02

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