「労働契約法20条」を盾に会社と闘う非正規の代弁者達




現在、労働契約法20条を盾に、労働者が裁判を起こしています。私も非正規経験者、彼等の理不尽な気持ち痛いほど良く分かるんです。ですから、そんな20条裁判を追って行きます。

 

 

ハマキョウレックス訴訟~

詳細
正社員と契約社員で賃金や手当に格差を設けるのは違法であるとして、物流大手「ハマキョウレックス」の契約社員が格差の是正を求めていた訴訟の控訴審で26日、大阪高裁は手当の格差を一部違法と認めました。
(2016年7月26日)

 

正社員に対しては通勤手当、無事故手当、作業手当、給食手当、住宅手当、皆勤手当、家族手当の7つの手当を支給。
一方、契約社員のA氏には、給与は時給制で手当は通勤手当の一部のみが支給。

一審大津地裁は通勤手当の格差のみ違法と認め、通勤手当の差額1万円分につき支払を命じていました。
これに対し大阪高裁は無事故手当、作業手当、給食手当を含む計4手当の不支給を
不合理とし、賠償額は77万円に増えた。
(ハマキョウレックスは上告中)

 

感想
私自身は、実は契約社員という働き方をした事がありません。正社員、派遣社員、パートはあるけれど。。契約社員って派遣の立場からすると、会社との直契約だから、雇用形態が派遣よりイイと思っていたのですが、、直契約なので雇用保障がされやすいという点ではそうかもしれませんが、実際は、正社員から色々な条件が抜き取られているんだなーと感じました。

 

 

メトロコマース訴訟~


詳細
東京メトロ子会社の契約社員ら4人が、正社員と同じ地下鉄売店での業務をしていたのに待遇に格差があるのは労働契約法に違反しているとして、同社に差額賃金など計約4560万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が東京地裁であった。「正社員とは業務内容や責任の程度に大きな違いがある」として同法違反には当たらないと判断。差額賃金や慰謝料の請求を退けた。
(2017年3月23日)

 

いわゆる、メトロの売店である。メトロ売店の契約社員の月給与はたったの12万円。ただ正社員には満たないが、ボーナスが支給されるが収入は正社員の半分である。

 

感想
彼女達の給与と比べると、私の派遣社員の方が給与は全然良かったのだと思います。しかし、雇用条件は企業との直雇用なので契約社員の方が上ですけどね。彼女達の会見の動画を見ると、私も非正規経験者なので彼女達の痛みが分かるので悔しさが伝わってきます。

 

 

長澤運輸~

定年後に再雇用されたトラック運転手の男性3人が、定年前と同じ業務なのに賃金を下げられたのは違法だとして、定年前と同じ賃金を支払うよう勤務先の運送会社「長澤運輸」(横浜市)に求めた訴訟の控訴審判決が2日、東京高裁であった。杉原則彦裁判長は、「定年後に賃金が引き下げられることは社会的に受け入れられており、一定の合理性がある」と判断。運転手側の訴えを認めた一審・東京地裁判決を取り消し、請求を棄却した。
(2016年11月2日)

 

感想
企業に定年後によくある再雇用制度ですね。正直、私はこの件を読んだ時、認められるかな~と疑問でした。だって、再雇用制度なんてどの企業でもしてるし、時給のバイト制になるのは当たり前だと思っていたからです。むしろ年齢が行ったら、労働能力が落ちると計算してそうなっているんだと思っていたんです。それに、ずっと正社員だとしたら、さらに退職後も正社員として給与を貰うのは疑問に思いました。何故なら、世の中には正社員の仕事がなく非正規の仕事で我慢してる人も沢山居るからね。元正社員ばかり優遇されるのはどうかな~っと。

 

でもこの件一審では勝訴、2審で敗訴上告中です。

 

 

まとめ

今後も様々な件で、20条裁判が行われていくでしょう。実際は内容はどれも同じですね。同一労働なのに、雇用形態が賃金が安いという点。

 

この裁判、社会的に大きな影響を持つ裁判です。私の場合、その他大勢と同じく小心者で、この様な口火を切る行動は当然出来ません。でも良い判決が出ないかもしれないけれど、裁判のニュースが新聞などにのって私達の意識が変わり、労働者にとって良い環境が出来る最初の力になるかもしれませんよね。

 

今後もこの様な裁判を注目していきます。

 

 

 

 

40代(現在41歳) 独身非正規おんな ふろむです。

2017.05.15








コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です